▌信頼性向上自主行動計画
社団法人日本パン工業会は、会員企業が食品の安全や品質を確保し、消費者から信頼され続けるようになるため、会員各社が国際的な基準であるHACCPやISOの前提条件としてのGMPの重要性を認識し、食品企業におけるGMPを具体的に指導するAIB食品安全統合基準による指導監査システム等を導入して食品安全管理体制の確立と充実を図るとともに、次のとおり必要な情報の提供・発信、相談対応、行政機関との連携等を行う役割を果たします。
当会の会員企業に対して、「食品事業者の5つの基本原則」の周知を図るとともに、本基本原則に基づいて会員企業が消費者の信頼を確保・向上するために、AIB食品安全統合基準による指導監査システム等の導入を促進することをはじめとして、各種取組みについて相談対応します。
消費期限やアレルギー等の表示のガイドラインの策定に際しては、当会科学技術委員会並びに日本パン公正取引協議会で十分に協議し、社団法人日本パン技術研究所との連携を図り、同研究所の諮問委員会の支援を受けて適正な内容とするとともに、会員企業に対して表示の適正化に向けて必要な支援を行います。
毎月開催される定例会議や科学技術委員会において、コンプライアンス体制の構築に関する課題について検討し、会員企業に対して、周知徹底を図ります。
消費者等に対して、当会としての取組みやパンに関する適切な情報等について、団体のホームページなどを通じて提供します。
当会としての信頼性向上に向けた取組みの中で明らかになってきた諸課題については、農林水産省等の行政機関と緊密に情報を共有し、連携しつつ、解決に向けて取り組みます。